iOS 6におけるSleipnizerフルスクリーン機能

■Portraitモードにおけるoverlayボタン

v3.1からPortraitモードでもOS標準のoverlayボタンが表示されるように変更します。下記の表はそれを踏まえての遷移表です。

■Sleipnizerフルスクリーン遷移表

Sleipnizer (>= 3.1)のフルスクリーン管理が非常に複雑になってきましたので、まとめておきます。左の状態からアクション後の状態が右側です。on/offの状態はoverlayボタンが出なくて不便なだけなのでならないように作ってます。

SleipnizeriOS 6 nativeactionSleipnizeriOS 6 native
offofftweakonon
nativeoff (on : Relate to native)
offontweak (Portrait)onon
tweak (Landscape)offoff
native (Landscape)
onontweakoffoff
native

■Relate to native

Relate to nativeを有効にすると上記の表で1箇所だけ動作が変わります。また、iOS6からのiOS標準のフルスクリーン状態は/var/mobile/Library/Preferences/com.apple.mobilesafari.plistに保存され、Safariの起動時(Suspendから復帰ではない)にplist設定値から状態が復元されるのですが、この際にフルスクリーンがONで保存されていると起動時からフルスクリーンになります。Startup FullScreenが半分入る感じですね。

■Keep statusbar

諸々の整合性からiOS6+ですとKeep statusbarが有効なのはPortraitモードのみになりました。FullScreen for Safariは完全になくしてしまったみたいですが。

■iPad

iPadは標準が入ってこなかったようなので、これまで通りに使えるはずです。はず。